そして今おもうことは

約5年前に施工した 畳.
実験的に 熊本県産 引目織り(通常の織り)と目積織り (目の細かい織り)、そして、結露の酷い窓側に和紙畳 を敷きました.
やはり、引目に比べると目積は削れにくいようです.

和紙はカビにも擦れにも強い.
ただ、天然に比べると夏場は少しベタつく感じがするのと、汚れが目立ちやすい.
どちらにも一長一短あり.

部屋の使い勝手や環境を考慮して選べば良いと思います.
しかしながら、身の回りの建材が、当たり前のように工業製品に囲まれている現状において、まだ天然素材が主流である畳は貴重な存在である気がします.

そしていま思うことは、数年後も天然素材の畳が主流であって欲しいということです.